Introduction: キーケース
レーザーカッターを利用してキーケースを作ってみました。
アレンジがしやすいと思うので、ぜひ個性のある自分だけのキーケースを作ってみてください!
Step 1: 準備
Adobe Illustrator・・・データの調整、アレンジに必要です。今回はバージョンCSで保存してあります。
レーザーカッター環境・・・今回は600×300サイズのレーザーカッターを使用しましました。
MDF 2.5mm厚・・・キーケーツの土台になります。(55mm×110mm)
MDF 5.5mm厚・・・鍵をつける金具のパーツになります。(13mm×42mm)
おしゃれで頑丈な紐・・・キーケースの金具のパーツと蓋の役割をします。(50cm位)
革・・・キーケース本体になります。(230mm×110mm)
裁縫道具・・・革とMDFを結びつけます。糸は太めをおすすめします。
ミシン・・・革のほつれを防ぐために使います。
Step 2: データの用意
データをダウンロードします。環境に合わせて適宜パーツの配置を調整してください。
今回は革にFabLabHakodateβと彫刻しています。
鍵の形のものは、最後に紐にくくりつけストッパーの役目をするので、同じような大きなのものであればなんでも構いません。
Step 3: パーツの切り出し
穴の空いた長方形のものと鍵の形のものを2.5mm厚で切り出し、凹凸のあるものを5.5mm厚で切り出します。
大きな長方形のものを革で切り出します。
Step 4: 組み立て
穴の空いた長方形のパーツの凹凸のあるパーツを組み立てます。
はずれてしまってはダメなパーツなので、木工用ボンドで補強しましょう。
Step 5: 縫い付け
切り出した革の変に沿ってミシンで縫いましょう。ほつれるのを防ぎます。
次に組み立てたMDFと革をMDFに空いた小さな穴に沿って返し縫いをしていきます。革の端に小さな切れ目があるので、それがない方の端に縫い付けてください。
不安定で縫いづらかったり、糸だけで心配な場合は縫う前に画像のように木工用ボンドで固定してしまいしましょう。
Step 6: 仕上げ その1
紐を革の切れ目に差し込み抜けない大きさの結び目を作ります。
30cmくらいの長さの反対側には、ストッパーとなるパーツを結びつけます。今回は鍵の形をしています。
Step 7: 仕上げ その2
鍵をMDFの凹凸に合わせて、紐でくくりつけます。
Step 8: できあがり
紐を巻くと鍵がバラバラせずにまとめることができます。
ストッパーを紐の内側に入れると、紐が解けることもありません。
できあがりです。お疲れさまでした。